予防接種　〜準備編〜

私は旦那さんに危険な場所には行かない、生きて帰ってくる事を約束しているので、治安の悪いところや、犯罪が多いところは避けつつ、西周りのルートに決めました。

そこで最初の国に行くのがタイです。はい。予想通りのスネークファームで予防接種を受ける為です。バックパッカー内では有名なスネークファーム。「Queen Saovabha Memorial Institute and snake farm」(サオパワー女王記念研究所)と言う正式名称でタイ赤十字社の協力によって創られた赤十字協会の病院です。スネークファームは隣に隣接する毒蛇の研究所の事なのですが、今は病院の事もまとめてスネークファームと呼ばれています。

なぜ私がわざわざタイのスネークファームで予防接種を受けるかと言うと1番の理由は圧倒的に値段が安いんです！！準備で大幅にお金を取るのは海外保険料と予防接種代です。

なんせ貧乏旅をする予定なので、準備にお金を掛けてられない！と思う人も多いと思います。そんな世界一周旅行者の強い味方となるのが、スネークファーム!!格安で赤十字病院で安心、日本人のバックパッカーさん達も多く利用しているので病院の方々も日本人には慣れています。私は予算もあまり無いので、タイで一気に受けてそっから出発しようと思います。

・狂犬病(Rabies)

一番聞き馴染みがあるのが狂犬病です。犬やキツネ、コウモリなどに咬まれたり、引っかかれる事で感染します。感染してしまうと致死率が100%と最も怖い感染症です。日本では感染する確率は低いですが、海外では野犬がそこら中にいるのが当たり前です。可愛いから近付いたり、触るのは本当に危険なのでやめましょう。

・A型肝炎(HepatitisA)

主に、加熱処理をしていない食べ物や飲み物から感染する病気です。途上国(アジア・アフリカ・中南米)などに1ヶ月以上滞在する予定の方は受けておきましょう。

・B型肝炎(HepatitisB)

輸血などの血液を介した感染と性行為を通じた感染が主な原因です。

・日本脳炎(Japanese hepatitis)

日本肝炎ウイルスを保有する蚊に刺されることによる感染。死亡率も高く、後遺症が残る可能性も極めて高いので、東アジア、南アジア、東南アジアを訪れる予定がある方は打っておきましょう

・腸チフス(Typhoid)

サルモネラ属のチフス菌による感染症で、菌が腸に入った後に血液中に侵入し感染します。高熱や頭痛、淡いピンク色の発疹、便秘などの症状があります。重症になると、腸に穴が開いたりします。衛生水準が低い地域での飲食には気をつけましょう。

・黄熱病(Yellow fever)

蚊によって感染するウイルスでアフリカや南米の地域に渡航する人は必要なワクチンです。というのも、黄熱予防接種証明書(yellowcard)を入国時や、乗り継ぎの時に要求する国があるので、行く国を調べておかないと入国できない！なんて事も、、、。