ルアンパバーン〜ハノイ 地獄のスリーピングバス

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こんにちは!ogachanです(^^)☀︎

今回はルアンパバーンからハノイ間の地獄と言われているスリーピングバスに挑戦して行きます!

究極の選択

ベトナム、ハノイに行くにはルアンパバーンからビエンチャンに戻って飛行機で行くか、このスリーピングバスに乗るかの二択です。

飛行機➖ルアンパバーン田舎なので直行便はないのでわざわざビエンチャンに戻り、そこから飛行機に乗り、ハノイへ行く方法。ビエンチャンからハノイは安くても二万円はかかります。ルアンパバーン〜ビエンチャンの列車代を合わせても圧倒的に高いのです。

スリーピングバス➖ルアンパバーン〜ハノイ間ではバスが運行しています。お値段は8000円ほど。このバスはスリーピングバスと言って、バスの座席が完全に倒れていて寝れるようになっています。ただ乗車時間が驚きの26時間です。丸一日以上バスの中で過ごす事になります。

予約方法

スリーピングバスに乗るには駅に行って直接チケットを買う方法と、12GOというアプリでチケットを買う方法があります。直接駅(Naluang Bus Station ・Southern Bus Station )で買う場合は前日などに買う方がいいと思います。座席が満員なら乗れませんので。それでも当日にヨーロッパの方達は購入できていたので確実ではありませんが当日も購入可能。アプリでは好きな時間に好きな日時のバスを事前予約できるのでおすすめです。しかし現地で買うより割高という難点あり。

窓口

私は出発地がSouthern bus station なのでそこに向かいました。発券窓口があるのでここで受付をします。当日チケットを買う時もここで買えます。

窓口のお姉さんが慣れた手つきで紙のチケットをくれます。この時パスポートの提示がいるのでお忘れなく!

あとはバスが来るのを待ちます。バスステーションには小さな売店とトイレがありますが、トイレは使用するのに2000キープ必要です。バスは約26時間なので、水分、食料などは多めに持っておきましょう。ラオス、ベトナムの夏は想像以上に暑いです。

スリーピングバス

26時間お世話になるスリーピングバスです。

中はこんな感じです。二人席の場合は知らない人と肩を寄せ合って寝ないといけません。結構窮屈です。席は適当に運転手に振り分けられるのですが、私は幸運な事に二人席で一人でした。

座席は起こす事ができないので基本的に寝転びっぱなしです。起こせる席もあったみたいですが、私のは無理でした。一人一枚の埃っぽい毛布が配られます。充電できる場所はないのでモバイルバッテリーをお忘れなく。

欧米人の方々は席に足が収まらず至るとこから足が飛び出してきます。とても窮屈そうでした。

道中の過酷さ

無事に18:00過ぎに出発しました。あとはとりあえず寝るだけだ!と思っていたらバスは揺れるし飛び跳ねるし、寝心地は最悪でしたね。ラオスは道の整備が全然されていないので道路は基本ボコボコです。どんどん山道に入っていくと道もひどくなってきます。常に揺れていると思ってください。車酔いする人や、寝心地を気にする方はやめといた方が良さそうです。

またトイレ休憩というものがまるでないので、トイレが近い人などはしんどいでしょう。みんなが限界になったくらいに申し出ると、その辺の茂みでしてこいと言われてバスを出されます。(笑)ほとんどの人が限界なので連れションです。

アクシデントは付きもの

旅にアクシデントは付きものです。とはいえ夜中にバスが止まり何事かと思ったら、トラックが電柱にぶつかり、電柱が道を塞いでいました。電信柱も垂れ下がっててめっちゃ危ない。。。

ラオスの方々が協力して電柱をどかして、なんとかバスが通る事ができましたが、一歩間違えば大事故でした。ほとんど街灯もない山道なので危険なのは当たり前ですよね。命の危険を感じました。

ラオスからベトナムの国境越え

なにはともあれ、朝の7時くらいにラオスの出国審査ポイントに到着です。それぞれバスから降りて一人ずつ出国手続きをします。

出国手続きが終われば、歩いてベトナムの入国審査の建物まで歩きます。割と距離はありますよ。

ベトナム側につくと荷物を全て下ろさせられて、荷物チェックもします。日本人は入国してから45日以内ならビザはいりません。入国審査は割と時間がかかっていて、1時間くらい待たされるので水分補給しっかりしましょう。私は水が飲めず、熱中症みたいな感じで倒れそうになりました(><)出国審査が終われば同じバスに乗車し、ハノイへ向かいます。

唯一の休憩ポイント

お昼の12時ぐらいに昼ごはん休憩があります。やっと狭いバスの中からの解放です。

最初はベトナムドンかUSドルしか受け付けないと言われましたが、キープでも払えました。

名前は忘れましたが、チキンとライスとほうれん草とスープです。冷えた水も売ってましたよ。全部で25000キープでした。

ベトナム、ハノイへ

昼食を食べ終わると、再びバスに乗り込みハノイへ向け出発です。まだまだ先は長い。他のバックパッカーさん達も疲労困憊です。

どこかは忘れましたが、18時くらいにハノイ行きの人はバスを乗り換えます。もっとこじんまりした感じのスリーピングバスです。席は決まってないので空いている所に寝ます。

ハノイ到着

19時過ぎくらいにハノイのバス停(Nuoc Ngam Station )に着きます。合計約26時間のバス旅がやっと終わりました。バスから降りる時にはGrabやタクシーの運転手さん達が待ってましたとバスの入り口に押し寄せます。そこでどっと疲れましたね。その場で交渉している人たちもいましたが、私はその場から立ち去りたかったので、バスで向かう事にしました。途中でキャッシングをして、足早にバスでホステルに向かいました。

乗り方は簡単で、バス停で待ち、バスが来たら乗りたい番号のバスに乗り込みます。席に座り、行き先を伝え料金を支払う。私の場合はバス停で話していたベトナム人のおじいちゃんがご好意で運転手さんにベトナム語で行き先を伝えてくれたので、スムーズでした。バスは市街地までで7000ドンでした。

最後の追い討ち

予約していたホステルに着くと、なんと一泊じゃなくて2時間分しか予約してないとの事。1泊で予約していたと説明しても英語もなかなか伝わらない( ; ; )予約メールからは一泊になってるんやけど。。。1泊分に変えれるけど追加料金を請求され、普通のホテル並みの値段を言われたので、キャンセルに。すぐ隣のホテルに駆け込み事情を話すと、部屋が空いているとの事で泊まらせていただく事にしました。疲れ果てていたので、ホテルにして正解だったと思いました。何事もダブルチェックと機転が大事ですね^^;

以上がルアンパバーン〜ハノイのスリーピングバスの実体験でした。体力があって、できるだけ安くすませたい人には良い方法やと思います。ただ挑戦する際は日中などはバスの中もひたすら暑いので水分補給、体調管理しっかり行なってくださいね。

それではゆっくり休ませていただきます、さいなら〜(^^)/


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